老人ホーム紹介センターにありがちなトラブルって?

老人ホーム

高齢で介護の必要性を感じるようになったとき、その人に合った施設や高齢者向け住宅を一緒に考え、紹介してくれるところがあります。

今回は、介護の問題に直面する前に知っておきたい「老人ホーム紹介センター」について、利用時に発生しやすいトラブルとその回避方法と一緒に紹介します。

老人ホーム紹介センターって?

老人ホーム紹介センターは、有料老人ホームや高齢者向け住宅の情報を求める人に向けて、無料で情報提供や相談者の希望に合った施設の紹介をしてくれる機関です。

個人での情報収集と合わせ、高齢者向けの施設探しで老人ホーム紹介センターを利用することのメリット・デメリットとしては、それぞれ以下が挙げられます。

老人ホーム紹介センターを利用することのメリット
  • 複数の有料老人ホーム等の情報や空室状況を、一覧で見ることができる
  • 第三者目線で見た各施設の特徴や、見学時のポイントなどを教えてもらえる
  • 見学や説明会を希望する施設への予約も、紹介所で取ってもらえる
老人ホーム紹介センターを利用することのデメリット
  • センターによってクオリティのバラつきが大きく、大した情報をもらえないケースも
  • センターと契約をしていない施設の情報提供や契約は、基本的に受けられない
  • センター担当者の偏った見方で、施設の情報を提供される可能性がある

ちなみに、老人ホーム紹介センターが契約している施設の多くは、入居待ちが発生しにくく即入居が可能です。
とにかく迅速な情報収集が必要で、老人ホームへの入居を急いでいるという人には、特に有益な機関と言えるでしょう。

老人ホーム紹介センターで多いトラブルを回避する方法は?

老人ホーム紹介センターで起こりやすいトラブルとしては、「内部事情による不誠実な紹介」と「相談員の知識・技術不足」によるものが挙げられます。

以下から、それぞれの詳細を見ていきましょう。

老人ホーム紹介センターのトラブル:内部事情による不誠実な紹介

老人ホーム紹介センターの多くは、利用者と施設側との契約が成立した際に手数料を受け取る、成功報酬型のビジネスモデルを採用しています。また一部の紹介センターでは、施設ごとに契約成立に伴って発生する報酬額が違ったり、その差額がそのまま相談員のインセンティブになる仕組みになっていることがあります。

例えば、利用者の条件にマッチする施設がAとBの2つであった場合。
施設Aの方が施設Bよりも成功報酬額が大きいと、センターや相談員はより高い報酬を得ようと、しきりに施設Aをすすめてくる可能性があるのです。

老人ホーム紹介センターのトラブル:相談員の知識・技術不足

老人ホーム紹介センターの相談員として働くのに、特別な資格は必要ありません。
このため、相談員になる人には過去に介護・医療業界で働いた経験のある人もいれば、まったく畑違いのところから参入してきた人もいます。

ひとくちに相談員と言っても、人によって知識や説明・案内のスキルにはバラつきが大きく、相談員の知識や技術の不足からトラブルに発展するケースもままあります。

老人ホーム紹介センターの利用時にトラブルに巻き込まれないようにするには、センター・相談員を以下のポイントで見極めると良いでしょう。

トラブルが起こりそうな老人ホーム紹介センターの見極めポイント

  • 相談員に質問をしても返事があいまいで、こちらが求めている的確な答えが返ってこない
  • 一方的に営業や説明をしてばかりで、そもそもこちらの質問を受け付けてくれない
  • 態度や話し方、身なりが不快に感じられ、社会人として信頼できる感じがしない
  • 資料送付や連絡、次に会う約束などの期日を基本的に守れておらずいつも遅れがち
  • メールや電話で施設担当者へ取り次ぐだけで、見学や契約の場に一緒に来てくれない

上記を参考にセンター・相談員の対応を見て、少しでも不信感や嫌な感じがあれば、他の紹介センターを利用するのも1つの方法です。別の紹介センターを利用する場合は、まだ使ったことのない運営媒体のところや、紹介契約を結んでいる施設数の多さを基準に選んでみてください。

おわりに:老人ホーム紹介センターでは、相談員の対応がトラブルに発展しがち

無料で利用者の希望に近い施設の情報提供や紹介をしてくれる老人ホーム紹介センターは、高齢者向けの施設や住宅を探している人にとって非常に有益です。個人的な資料収集だけでは知ることのできないような、第三者的な意見や空室状況まで教えてもらえるので、とにかく入居を急いでいる人には利用価値の大きい機関でしょう。ただ相談員の質にはバラつきがあるので、トラブルに巻き込まれる可能性もあることは理解しておきましょう。

コメント