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介護福祉士ってどんな仕事をする人なの?

老人ホーム

高齢や障がいで心身に問題を抱える人を支える職業の1つに、介護福祉士があります。

今回は介護福祉士がどのような仕事なのか、就業に必要な資格や考えられる勤務先、具体的な仕事内容などの解説から、理解していきましょう。

介護福祉士とは?

介護福祉士は、介護の業界・職種の中で唯一の国家資格です。介護福祉士という職種名は、同名の国家資格を取得することではじめて、名乗れるようになります。
国から認められた介護のプロフェッショナルであり、高齢者・障がい者の身の回りのサポートを行う生活援助の他、直接体に触れて提供する身体介助も行うことができます。

また資格取得により、介護現場のリーダーとして他のメンバーに介護の手順や器具の使用方法について教育・指導する役割も期待されるようになります。

介護福祉士は被介護者とその家族にとって、また同じ介護現場で働くメンバーにとっても、信頼のおける重要な存在なのです。

介護福祉士は、どんなところで働いているの?

介護福祉士の勤務先としては、以下が挙げられます。

特別養護老人ホーム

特養とも呼ばれることのある高齢者向け施設のことで、以下の特徴を持っています。

  • 入所者、介護する対象となるのは要介護3以上(特例の要介護1・2)の高齢者
  • 原則として入所期限はないため、医療関係者と連携した終身介護が求められる
  • 一般的な生活援助、身体介助に加えレクリエーション、緊急時対応も業務となる
  • 24時間型のところも多いので、夜勤が発生することもある

介護老人保健施設

老健とも呼ばれるこの高齢者向け施設には、以下のような特徴があります。

  • 入所者、介護する対象となるのは要介護1~5の高齢者
  • 一定期間のみ利用でき、高齢者は3~6か月後に対処することを前提に入所する
  • 一般的な生活援助、身体介助に加えレクリエーション、緊急時対応も業務となる
  • 医療スタッフが多く在籍し、入所者を在宅復帰させるためのサポート業務が多く求められるところが最大の特徴

介護付き有料老人ホーム

老人ホームのうち、民間事業者が運営し手厚い介護サービスを提供する高齢者向け施設のことで、以下のような特徴があります。

  • 大きく住宅型有料老人ホームと、健康型有料老人ホームに二分できる
  • 基本的には特養や老健よりも、規模が小さく少人数制の場合が多い
  • 入所のための条件は施設により異なり、年齢制限のみ設けているところもあれば、要支援度や要介護度の条件を設定しているところもある
  • 有資格者である介護福祉士は、このうち中~重度の要介護者を担当することが多い
  • 介護福祉士に求められる役割も施設ごとに変わってくるので、事前の確認が必要

訪問介護事業所

特定の施設ではなく、自宅で暮らす高齢者を対象とした介護サービスの提供を行う事業所のことで、以下のような特徴があります。

  • 原則として出勤は介護事業所へするが、介護サービスを提供するのは高齢者宅
  • 日中、特に数時間単位でサービスを提供することが多く、時間の融通が利きやすい
  • 基本的に夜勤や緊急時対応は求められない

デイサービス

日中の高齢者をサポートする通所型の高齢者向け施設で、以下のような特徴があります。

  • 日帰りする利用者に対し、生活援助や身体介助、機能訓練などを行う<>/li>
  • 業務内容には、通所する利用者向けのレクリエーションの提供も含まれる
  • デイサービスを専門とする事業所以外にも、特養や老健がデイサービスを提供していることもある

介護福祉士の仕事って?

介護福祉士の仕事には、入所者・利用者向けのサービス提供と、その家族向けの相談対応、介護職員に向けての指導の3つがあります。

入所者・利用者向けのサービス提供
  • 調理や食事、部屋の掃除、身の回りの整理整頓など生活援助
  • 着替えや入浴、着替え、排泄、立ち上がりや歩行を補助する身体介助
  • 話し相手になったり、娯楽を提供するなど被介護者のメンタルケア
家族向けの相談対応
  • 介護に悩む高齢者の家族に対し、介護のアドバイスを行う
  • 介護、また介護に伴う不安や不満を聞き、良き相談相手として家族に寄り添う
介護職員に向けての指導
  • 一緒に働く介護職員のタスクやシフトの管理など、管理職のような仕事
  • 事前、または現場で他の介護職員への介護の方法や器具の使い方について指導・教育する

上記3つの仕事をどのようなスケジュールでこなすか、どこに重きを置くかは、勤務先によって大きく変わってきます。

例えば、24時間体制での介護が求められる介護付き有料老人ホーム勤務の介護福祉士なら、朝は入所者の食事・掃除・排泄補助から業務が始まります。
そこから夕方までは外出や移動・入浴の介助やレクリエーション、昼食・おやつの準備に対応して、夜勤担当者と入れ替わるタイミングで退勤となります。

デイサービス事業所に勤める介護福祉士であれば、朝の業務は利用者のお迎えから。
利用者を施設に迎えたら健康チェックをし、個別の希望に合わせて入浴介助や機能訓練を行い、食事の介助やレクリエーションを提供して、夕方に送迎し施設を清掃したら終業です。

おわりに:介護福祉士は、介護現場を支えるプロフェッショナル

業界唯一の国家資格を持ち、高齢者に介護サービスを提供するだけでなく他の職員への指導まで行う介護福祉士は、介護現場になくてはならない存在です。勤務先としては特養や老健、有料老人ホームや訪問介護事業所、デイサービスなどさまざまな選択肢が考えられるでしょう。ただし求められる仕事の範囲は、勤務先の方針により変わってきます。介護福祉士の仕事内容とあわせて、各施設の特色も理解しておきましょう。

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