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認知症サポーターってどういう制度?

認知症

少子高齢化が進む中で、認知症を発症する人や、認知症の人を介護する人たちの負担の大きさについても一般的に広く知られるようになってきました。

そんな認知症とその介護者を支援する制度の1つに「認知症サポーター」があります。
今回は、認知症サポーターがどのような制度なのか、認知症サポーターになるために必要な素養や方法と一緒に解説していきます。

認知症サポーターって?

2005年、厚生労働省の呼びかけによってスタートしたのが認知症サポーター制度です。制度の目的としては、制度の活用を通して認知症に対して正しい知識を持つ人を増やし、認知症患者が安心して暮らせる町を実現することとしています。

認知症サポーターには、正しい知識のもと認知症患者の見守りや介護支援をすること、そして介護する家族の相談相手となり、精神的なサポートをすることが求められています。

認知症サポーター制度の活動の輪は順調に広がり、2018年度には1000万人以上の人がサポーターとなり、認知症患者とその家族に貢献しているのです。
(参考:「サポーターの養成状況 | 認知症サポーターキャラバン」

認知症サポーターに求められるマインドとは?

認知症サポーター制度についての概要がわかったところで、改めて、認知症サポーターに期待される役割を以下に整理してみましょう。

認知症サポーターに期待される5つの役割
  1. 認知症に対しての正しい知識の習得と理解、偏見を持たず患者に接すること
  2. 認知症とその家族が困っているときに、温かい目に見守り支援すること
  3. 身近な認知症患者とその家族に、無理のない範囲で支援の手を差し伸べること
  4. 認知症患者とその家族のために、地域でできることを見つけて実施・発信する
  5. 地域ぐるみで認知症とその家族を支援できるよう、リーダーシップを取る

上記5つの役割から、認知症サポーターの人や認知症サポーターをめざしている人には、以下のようなマインドが求められます。

認知症について理解し、自身の知識を広める姿勢

世間には、認知症に関する偏見や誤解が広く知られていて、そのために認知症患者本人やその家族が精神的に追い詰められることも少なくありません。

認知症サポーターには、認知症について正しい知識を身に着けて理解し、その知識を認知症への誤解・偏見を持った地域の人々、そして患者本人に伝えることが求められます。
このため、認知症について理解したいという向学心と発信力が求められるでしょう。

認知症とその家族に関心を持ち、見守りや支援を行う観察眼

認知症になると、支払いや目的地への移動など、以前はできていた生活上必要な行動を行うことが難しくなってきます。これは患者本人にも、家族にも非常にストレスフルです。

患者とその家族が、認知症による困難やストレスから外出を控えたり、イライラしたり、精神的に追い詰められているときにこそ、認知症サポーターの活躍が期待されます。
周囲の人の様子を観察し、患者の行動支援や家族に相談相手が必要なことに気づける観察眼とやさしさも、認知症サポーターに必要なマインドでしょう。

認知症患者をサポートする制度を地域に構築するリーダーシップ

ここまでにご紹介した2つは、認知症サポーターが個人として認知症患者と家族を支援するために必要なマインドと言えます。これらに加え、地域ぐるみで認知症患者と家族を支援し、認知症の人が安心して暮らせる町を実現するには、地域で連携してサポートに当たれる仕組みの構築が不可欠です。

認知症を正しく理解するものとしてリーダーシップをとることも、認知症サポーターとしての活動に必要となってくるでしょう。

認知症サポーターになるにはどうすればいい?

認知症サポーターには「認知症サポーター養成講座」で90分のカリキュラムを受け、認知症の症状や診断方法、予防、サポーターの役割などを学ぶとなることができます。

養成講座は、基本的には各自治体や起業、慈善団体、そして養成講座で講師を務める「キャラバン・メイト」という組織によって実施されます。講座の受講料は無料ですが、学習のための教材や講座の修了を証明するオレンジリングの費用として、いくらかの費用が発生することもあります。

なお、かかる費用や講座の日程はお住まいの地域や講座を開催する団体によっても変わってきますので、必ず申込前に確認してください。

おわりに:認知症サポーターとは、地域で認知症患者・家族を支援するための制度

認知症サポーター制度は、直接介護をする家族だけでなく、地域ぐるみで認知症の理解者を増やし、認知症患者が安心して暮らせる町を実現しようと始まった制度です。2005年に厚生労働省の呼びかけによって始まり、2018年度には1000万人以上がサポーター認定を受けるまでに活動の輪が広がっています。認知症サポーターの認定は、認知症サポーター養成講座の修了で受けられます。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

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